映画『プロジェクト・パワー』5分だけ超人になれる薬。王道アクション!
思ったよりも正統派のアクション映画だった。
そういえばアクションって最近一番観ないジャンルかもしれない。もっと観よ。
これはジョセフ・ゴードン=レヴィットが観たくて選んだんだけど、以前huluの『キャットフィッシュ』って番組で見てかっこいいなーと思っていたマシン・ガン・ケリーも少しだけ出てた。びっくり。この人俳優もやるのね。ラッパーだけかと…。
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5分だけ超人になれるという薬が街に出回る。その薬を製造する謎の組織に奪われた娘を助けるため、元兵士の男は供給元を追っていき…というお話。
設定がもうわくわくする。
薬を飲んだら5分だけ超人になれる。どんな能力を得るかは飲むまでわからない。薬を使えない(飲んだら爆発する)人間もいる。力が制御できなくても死ぬ。リスクがすごい!自分だったら飲んでみるか…うーん迷ってしまうな…。
ただ薬を使った犯罪も増えていて、街の警官(フランク)は薬を飲んで立ち向かっていたりもする。
元兵士のアート、そして警官のフランク、そしてお金が必要で薬の売人をしていたロビンの3人で組織に立ち向かっていく。
この薬の設定を見たときに『リミットレス』を思い出しました。すごく好きな映画なのですが、あっちはSFって感じだったのに対して『プロジェクト・パワー』は思いっきりアクションです。スピード感のあるアクションが爽快で気持ちがいい。かっこいい!!
ストーリーはかんたんな勧善懲悪ものだけど、薬の設定があることでちょっとおもしろくなっています。
欲を言えばもっといろんなパワーを持つ人間同士でのバトルが観たかった!そういうの大好き。それだとSF寄りになっちゃうけど…。5分間だけという縛りがあるのもあって、普通のアクションの比率も高かった。
あとは主人公(だと思う)女の子をもうちょっと描いてほしかった。彼女が真ん中にいるストーリーの割には薄い表面の出来事しか見られなくて惜しかったなと思う。それかアートとかフランクでもいいんだけど…登場人物たちに入り込める場面が少なくて、ただ物事を傍観した、みたいな気持ちになってしまった。
設定はめちゃくちゃ魅力的なんだけどなー!
あ、あとラスト、すっきりなんだけれど…。ぜったい組織全滅してないと思う。安心するの早いぜー!
アイキャッチ画像:Ирина ИринаによるPixabayからの画像
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