映画『古の儀式』いつの間にか……。
とにかくホラー映画が観たかったので、ネトフリ内を探して「マッチ度92%」に惹かれて鑑賞。
思った感じと違ったけど、これはこれで……怖いです。
以下ネタバレします!ごめんね!
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R15+です。
ある部族の風習を調査するため、故郷へ帰ったジャーナリスト。気が付くと監禁されていて「悪魔が憑いている」と告げられる。というお話。
悪魔祓いの話かー、若しくはこの人たちから頑張って逃げ出す話なんだろうなーと予想しながら観ていたら、全く違う方向に進んでいってびっくりした。
ホラーとしての怖さはそこまでないんだけれど、どんどん悪魔を信じるようになる主人公が怖かった。
おそらく……おそらくだけども、監禁されて体力、精神力を削られたために幻覚が見えたり暗示にかかりやすくなったりして来ていたんだと思うんだけど、どうでしょうね。
渡された本を読み、積極的に自分から悪魔を追い出そうとするうちに、確かに不思議なこともおこるのですが……。現実か?
少し前に観たドラマ(ドラマ『窓辺の女の向かいの家の女』頼むからお酒を飲むな!)では主人公がお酒と薬を飲みすぎて妄想なのか現実なのかが曖昧になっていたんだけれど、この映画でも最初の方は主人公がクスリ(たぶんコカイン?)やってるんですよねー。
それもあって、これも妄想が生み出した悪魔なのでは……。って思ってからは、洗脳ものとしてめちゃくちゃ怖かった。
体力、精神力を削りつつ、優しい家族という飴も用意して、悪魔が見えるはずだと暗示をかけ続ける。
そうやって見ていくとラストもまた怖い。
今、この時にも、こういった『古の儀式』がどこかで受け継がれていて、それは私たちのそう遠くないところに存在しているのではないでしょうか……。
帰ってこない友達を迎えに行くときは、どうかお気をつけて。
アイキャッチ画像:PezibearによるPixabayからの画像
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