映画『パワー・オブ・ザ・ドッグ』最後に驚いた……
2022年アカデミー賞ノミネート作品。
それでなくてもベネディクト・カンバーバッチさんが出ているので観たかったのですが……まーねぇ……これも重そうじゃないですかお話が。
後回し後回しにしておりました。
けっこう前からネトフリにありました。マイリストにも入っておりました。
やっと観たよ!!
Netflixはこちら↓
R15+。
威圧的な牧場主フィル。仲間から信頼され、カリスマ性もある彼だが、弟の新しい妻とその息子には殊更につらく当たる。
しかしある出来事の後から少しずつ何かが変わり始める。というお話。
もうブログのタイトルに書いてしまっているのですが、最後に本当に驚いたので、ネタバレせずあまりストーリーには触れないで感想を書きたいなーと思ってます。難しい。
あまり情報を入れずに観るのがおすすめなんです。
フィルの“有害な男らしさ”みたいな部分がたしかに際立っているのですが、映画を観ていくうちに奥深い苦悩や嫉妬、弱さも見え隠れしてどんどん人物が厚みを持ってくる。
各々の俳優さんの絶妙な温度の演技も、ヒリヒリする緊張感と、これからどうなるんだろうという好奇心を刺激します。
でも物語自体は淡々と静かに進んでいくんですよ。
このゾワゾワする空気感。あんまり出会ったことのない雰囲気の映画でした。
強さって何なんでしょうね。
男らしく振る舞うこと。……ではないですね。
自分のしたいことを貫き通すこと。
障害物がないこと。
ぜんぶ、うまくやること……。
私には難しすぎてきっとこの映画のぜんぶはわかっていないんですが、ラストはなかなかの爪痕残された感があります。
おすすめ。
あ!そうそう!全裸のベネネ(ベネディクト・カンバーバッチ)も見られるよ♡
アイキャッチ画像:Raiko RungeによるPixabayからの画像
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