マイティー・ソー/バトルロイヤル感想。&【マーベル映画の順番】
※ネタバレします!
※【マーベル映画の順番】を観たい方は目次から飛ぶと早いです。
観てきましたマイティー・ソー、3作目、バトルロイヤル!
原題は「Ragnarok(ラグナロク)」で、「北欧神話世界での終末の日」またまた暗い話なのかな?と思いきや、笑いっぱなしでした。なんだこれ。
そもそも監督が決まった時点で、さらに予告を見た時点で、これは(なにかしら)やらかしてくれそうだぞっと思っていましたが、予想以上でした。
ちなみにIMAXで観てきました。クリアファイルもらえました!わーい!
タイカ・ワイティティ監督
タイカ・ワイティティ(めっちゃ言いにくい)監督。
彼にはもうありがとうですね。こんなに楽しい作品をありがとうです。
3作目。まぁまぁ暗めの…というか重厚感のある感じというか…そんな感じの雰囲気になると思っていました。ラグナロク…神々の話だし。
なので、最近の『スパイダーマンホームカミング』や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』にあるような、ノリのいい笑える映画は期待していなかったんですよね。
それがこの監督の手にかかるとこうなるのか!!と。すごい楽しい映画になっていました。
ドクター・ストレンジの特典映像の中で監督が「笑える映画にしたい」と言っているのは見ていたのですが、こんなに面白くなるとは…。
作品はシェアアウス・ウィズ・ヴァンパイアしか観たことがなかったんですが、笑いのツボがおもしろいというか、独特な作品でした。
ちなみに監督自ら出演しているし、私はかなり好きなので、よかったら観てほしい。気の抜けた感じでおもしろいよ…。
(映画『シェアアウス・ウィズ・ヴァンパイア』オフィシャルサイト)
そしてチラチラ聞こえてくる「今までの作品は無視する」宣言。
こわい…大丈夫かな…と勝手に不安に思ってました。
…が、観てみれば今までの作品のファンを裏切らない…というか
120%楽しませに来るすごい映画が出来上がっていたわけです。
そう、めっちゃ楽しませに来ます。ぐいぐい来ますね。
「今までの作品は…」というのは、ユニバースの中の1本ということに固執せず、1本の最高の映画を作りたいっていうことだったみたいですね。
アドリブ80%
私が見た雑誌では「セリフの95%がアドリブ」とも書かれていました。
これは俳優さんたちもすごくないですか?
即興で演技しているってことですよね。
セリフが決まっていても演技って難しいと思うのに…。
プロはすごいですね。
きっと自分の役を考え、理解し尽くして、きっちり自分の中に落とし込んでいるんでしょうね。
そのうえで好き勝手に(のびのびと)楽しんで演じているのが伝わってきました。
だからこそ、それぞれのキャラの個性がめっちゃ強くなってます。
一緒に映画に行った妹との会話で彼女が「壮大なファンメイド」って言ったのですが
本当に、その通りだと思う。
ファンが(私が)見たかったあんなシーンこんなシーン全部やるよ!!!って感じです。
…そういえば、アンソニー・ホプキンスも即興で?アドリブであのシーンやったんですかね…。
ソー
ソーはより陽気に、面白くなっていました。
ソー役のクリス・ヘムズワース、今回また筋力アップしてますよね…。
恒例のサービスシーン(ソーが突然上半身裸を披露するシーン)でもわかるけれど、かなり大きくなってる。
どうやら1日6000キロカロリー(!)摂取して、約9キロほど筋肉量増やしたそうで…。
ムジョルニアを失って弱々しく…なっている暇もあまりなかったですが…。
ハンマーなしで戦えるようになってからの「ハンマーで戦う神様」じゃなくて「雷神」という感じがなかなか良かったです。
神様感がレベルアップ。
ロキ
ロキはより悪戯をしかけ、そしてなぜか可愛く…。
ロキは…なんだか可愛くなってましたよね?
あんな感じだったかな?吹っ切れたのか、ぶっ飛んだのか、両方なのか。
とにかく出てくればなにかしら笑えることが起きていたので、最後の方はロキが出てくると期待しちゃってました。
お笑い担当でしたっけ…。
いつも通り兄上に悪戯を仕掛けるものの、今回は見破られがちです。
実体かどうか確かめるために、ソーがロキに向かってめっちゃ雑に物を投げるの、かなり好き。
兄弟仲こじらせてるはずなのに、今回さらっと明るく面白い感じなのいいですね。
今回ロキが一番怒ってたのは30分落ち続けてたところですかねー…。
ガチでキレてましたね。
ヘラ
ケイト・ウィンスレットによるMCU初の女性ヴィラン、ヘラ。
美しすぎるでしょ!!美しさの暴力!!
アクションも、立ち姿も美しい。そして強い。ひざまずきますよね、私なら秒でひざまずく。
出てくるたびに一挙手一投足に魅入ってしまう死の女神…すごい迫力…。
最強で倒せなくて…大変なのはわかるけど、もし叶うならもう1回出てきてほしいくらいですね…。
「髪をかき上げるしぐさ」が、戦闘モードへのスイッチ。あれはかっこよかった。
全てのキャラが生き生きしてる。
みんな生き生きしてて人間らしい魅力にあふれていました。
まぁ、人間っていうか…アスガルド人だったりとか…いろいろなんだけれど…。
まずハルク!喋ってる!っていうところです。
今まではちゃんと会話って、ぜんぜんしてなかったから…。新鮮でしたね。
バナー博士も今回かなりいい味出してて、これは新しい感じだなってワクワクしました。
他のアベンジャーズメンバー達とハルクはどんな関係を築くんだろう…。
っていうか…バナー博士は…?
グランドマスターはキャラが濃すぎて大好きでした。
このキャラもまた見たい。
この人がいるっていうだけで、DVD、Blu-rayとかの映像特典に入る「ギャグリール」が楽しみなっている私がいます。
酒豪のヴァルキリーはさいこーにかっこよかったですね!
最初はぐだぐだに酔っぱらってるし、お酒飲むの早すぎるしで、びっくりしたけど…。
戦闘ではめちゃくちゃかっこいいし、めちゃくちゃ強い。
これは惚れるキャラクターです。すべてがかっこいい。
そして、アスガルド人ながら一番人間らしい弱さを見せてくれたスカージ。
すごい人(神)ばかり出てくるけど、ほとんどの人は弱くて流されちゃうスカージなはずなんですよ…。
目線が上に行き過ぎて、自分の中の基準がぶれるのを防いでくれてたキャラクター。
そんな彼の最後の勇気は、すごかったと思う。愛すべきキャラクター。
音楽
あの音楽、欲しくなりますよね、観た後。
あの無双の時の音楽。予告でも使われてた曲。
Led Zeppelin の 『Immigrant Song』 です。
テンション上げる必要があるときは聴いてあげていきましょう!
マーベル映画の順番
ここらでもう一度、マーベル映画作品の順番をおさらいしておきたいですね。
増えましたねー…。
フェーズ1
アイアンマン
インクレディブル・ハルク
アイアンマン2
マイティ・ソー
キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー
アベンジャーズ
フェーズ2
アイアンマン3
マイティー・ソー/ダークワールド
キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
アントマン
フェーズ3
キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー
ドクター・ストレンジ
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
スパイダーマン:ホームカミング
マイティー・ソー/バトルロイヤル
ブラックパンサー(2018年3月1日公開)
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年4月27日公開)←US公開よりも早い!
アントマン&ワスプ(USは2018年7月6日予定)←日本はわかんない!
キャプテン・マーベル(原題)(USは2019年3月8日予定)←同上
アベンジャーズ/4(タイトル未定)(USは2019年5月3日予定)←同上
その後…(フェーズ4??)
スパイダーマン:ホームカミング2(原題)(USは2019年7月5日公開予定)
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.3 (原題)(2020年公開予定)
だいぶ長くなってしまいましたが、今のところはこんな感じみたいです。
おそらく、ちょこちょこ変更も出るかなと思いますが…。
どの作品から観ても楽しめるとは思いますが、順番通り観てみてもらえればよりマーベルの世界がわかって楽しめますよ♪
これからも続くMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)、
一緒に楽しんでいきましょう!!!!!
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