映画『10×10テン・バイ・テン』予想外の展開。犯人は…。

ルーク・エヴァンスさんが出てるじゃん。でも知らない映画だな…と思ってhuluで鑑賞しました。
日本では劇場公開がなくDVDでの発売だけだったそうです。

女性が拉致され、10フィート四方の防音室に監禁される。犯人の目的は何なのか、なぜ彼女だったのか…というお話。

今回ネタバレありで書くので、見たくない人は気を付けてくださいね。お願いいたします。

だいぶ予想を裏切ってくる展開でした。たしかにB級映画ではあるけれど、そこそこ面白いと思います。

セリフも少ないので、犯人の男が彼女を拉致した理由も、彼女のこともわからないまま坦々とストーリーが進みます。
少しのヒントから「もしかして…」とか「やっぱり…」みたいにじわじわ見えてくるので、ついつい引き込まれてしまいます。短めの映画だけど、体感はもっと短く感じましたね。こっちもいろいろ推理してしまうのと、状況の緊張感とであっという間です。

ほとんどルーク・エヴァンスさんとケリー・ライリーさんしか出てこないのですが、彼らが見せる表情の変化がまたすごい。
最初は何を考えてるのかわからない誘拐犯の男が、だんだん優しいお父さんの顔になるところもそうですが、誘拐された側の彼女の変化がこわいくらいで「同じ人だよね?!」レベル。

そう、彼女がめっちゃ怖かった。
なに?なんであんなに強いの…?ヨガって格闘系のなんかだっけ?ってなります。殺し合いターンに入ってからの動きが、被害者で「助けて!泣」って言ってた人間と同じとは思えない。怖い。なんで互角に戦ってるの…彼も普通に強そうなのに…。なんで撃たれても動き回れるの…怖い…。

10×10の防音室、なんで室内の音を録音する仕様になってるんだろう?っていうのが、ちゃんと回収される伏線だったのでラストすっきり。

そこはすっきりなんですが…。ね、サイレンの音で終わるので一件落着なんですが、なんかもやもやが残る終わりかたでした。
彼には幸せになってほしいけれど、信じていた妻に裏切られていて、話し合う機会も奪われてしまったのは変わらないし…。
拉致された彼女も過去の出来事が原因でそうなったんだし…でもそれも今更どうしようもないことだし。
なにより怖いのは娘さん。これが心の傷になって、将来なんらかの影響が出てしまうんじゃないかって、どうしても考えてしまう。

ハッピーエンドのようでわりと不穏なラストだと思いました。

うーん!満足度60点くらい!ってとこですね。
まぁ久しぶりにルーク・エヴァンスさんが見れてよかった。かっこいいよね彼。