映画『ヘイトフル・エイト』嘘だらけの8人。生き残るのは?

映画・海外ドラマ

Netflixで鑑賞。観てみようと思いつつ忘れてたもの。
長い!!長いよ!!!3時間近くある!時間とか意識しないで見始めたから途中で2日目に持ち越しちゃったよ。ということで、2日に分けて鑑賞しました。

個性の強い作品だから、それくらいでちょうどよかったかな…という気もします。

『ヘイトフルエイト』なのか『ヘイトフル8』なのか…って思ってたら、『The H8ful Eight』 『The Hateful 8』 とか書かれることもあるらしいですね。

猛吹雪の中、山小屋に閉じ込められた8人の人間たちと、その中で起こる殺人のお話。

第1章から最終章まで、6個のチャプターに分かれています。第2章までは馬車での話だけど、その後はずーっと山小屋の中でストーリーが進みます。
それなのにぜんぜん退屈しない。チャプターに分かれていることと、話が過去に戻ったりと動きがあるから、あまり気が散らないで観ていられたのかも。
あとはなにより、会話のやり取りや話が面白いのと、俳優さんたちの演技の力なんでしょう。

山小屋での会話劇でも気が抜けるタイミングが少しもないくらい張り詰めていて、見ていて少し疲れちゃうくらい。俳優さんの力の入ったセリフ回しや演技の連続で、ひとつも見逃せないぞって言う気持ちになります。たぶん南北戦争の知識がちゃんとあったらもっと面白かったと思います。こういう時にやっぱり歴史を知っておくって大事だなって思いますね…なかなか勉強しないままなんですけれども💦

とにかく嘘つきだらけで何が真実なのか、誰が生き残るのか…。誰も彼も嫌なやつなんですよ…こんなに誰にも感情移入できない映画も珍しいと思う。
ラストは清々しいくらいの惨劇で画面真っ赤。まだやるかってくらい血みどろの戦いがつづきます。そうそう、この映画はR-18です。

ラストにむけての怒涛の展開はまじで予想が出来なくてこわかったし、おもしろかった。R-18が大丈夫な人にはおすすめ。
3時間あるし緊張続きだから、時間と心の余裕があるときに観よう!

アイキャッチ画像:Simon SteinbergerによるPixabayからの画像