映画『シンプル・フェイバー』二転三転のサスペンスミステリー+コメディ

映画・海外ドラマ

Netflixでおすすめに出てきたので鑑賞。
おすすめしてくれてありがとう。大正解です。
個人的にNetflixの「マッチ率〇%」はかなり精度が高いような気がする。私のトップページホラーとかミステリーとかで暗い感じだけど、夫のプロフィールの方を見るとぜんぜん違うサイトに見えるくらい明るくてびっくりする。

この『シンプル・フェイバー』は暗くないしわりと楽しいけど…うーん…闇はあるかな。

Netflixはこちら↓

サスペンスミステリージャンルなんですよ。お話は完璧にそれなんです。なのに途中までそれを忘れてしまうほどの明るさ。明るく楽しいミステリーです。
いつも明るい(明るすぎる)専業主婦で動画ブロガーのステファニーと、クールでミステリアスな雰囲気のキャリア女性エミリー。絶対に友達にならないような2人が「ママ友」になるところからお話が始まります。
息子のお迎えを頼んだ後、急に失踪するエミリー。エミリーを探そうとするステファニーでしたが…という感じです。

ミステリーはネタバレ厳禁だと思うのでストーリーにはあまり触れないでおきたいのですが、少しだけ。
最後まで捻りに捻られていて二転三転どころじゃないです。
人って誰にでも秘密があるよね……えっ?……え?!……そういうこと!……じゃないのか!!みたいな感じです。

ステファニーを演じたアナ・ケンドリックとエミリーを演じたブレイク・ライブリーが2人とも最高に役にハマってたっていうのも魅力の一つでした。
明るいだけじゃない…かっこいいだけじゃない…そんな2人の人間らしさが、シンプルにストーリーを読みづらくしていますね。どのシーンもおもしろい。

あと衣装も見ていて楽しいです。
それぞれの個性を象徴したような服を着ている2人なのですが、ストーリーが進むにつれて変わっていったりして。

誰にでも「外向けの自分」と「内側の本当の自分」があるっていうリアルさがいい。
あと、だれにでも秘密がある。ということ。
そんなダークなストーリーがテンポの良いストーリーと明るい映像で描かれる映画です。この妙なアンバランスさが私的にかなり好きなポイントでした。

途中で登場人物みんな胡散くさく見えてくるんですよ。
ステファニーが殺した?とか夫?とか。ぜひ、振り回されてください。

監督はポール・フェイグさん。
2016年の『ゴーストバスターズ』の監督さんです。(ゴーストバスターズ | Netflix)

これもおもしろかったですね。
あとは『SPY』も。笑えるスパイアクション。おすすめです。

映画好きな人が「○○監督の作品が好きで…」とか言うのを見るたびに「監督とか覚えててすごいなー」と思っていたのですが、やっぱり気に入った監督で作品探して観ていくとはずれないなってわかってきました。
…気づくのがなかなかに遅い!!!

Steve BuissinneによるPixabayからの画像