映画『チョコレートドーナツ』ラストの歌が胸に響く

映画・海外ドラマ

一言でいうと「障がいを持ち、母親に育児放棄された子どもと、家族のように過ごすゲイの話」です。
すごく切ない。実話に着想を得ているらしいです。

おすすめしてもらったので、Netflixにて鑑賞しました。

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何が切ないかって、もう最初にあらすじと1970年代の話だってわかったところから予想出来てしまう感はあるのですが、それ以上です。こんなに生々しくリアルに描かれたら、涙も涸れます。もう…ラストまでにどんだけ泣いたかなってくらい泣ける映画です。

育児放棄された子を引き取る。愛し合っている家族が一緒に暮らす。それだけなのに、なぜこんなに大変なことになるのか…。裁判ではまるで犯罪者のように扱われていて、観ているこっちがつらくなりました。異性同士のカップルなら聞かれもしないし、相当に失礼になるであろうプライベートな質問まで、当たり前のように飛び出すし。子どもの気持ちも無視だし…。本当に馬鹿らしい。こんなことがあったなら許せない。

・・・って思えるのは、今現在、少なくとも当時よりは差別が少なくなっているから。と考えれば少しは救いがあるでしょうかね。

日本でも未だ同性婚は認められていなかったり、根強い偏見、差別があるのも確かだと思います。つい先日「東京レインボープライド」というイベントが開催されていたのをご存じでしょうか。

今回はコロナウイルスの影響でハッシュタグ「おうちでプライド」を使っていろいろな想いをを共有しあう形になったようですが、毎年GWに代々木公園で開催されているようです。けっこう前から続いているイベントみたいですね。
そのタグの中でも同性婚を認めてほしいという投稿をいくつか見かけました。

 

まだまだなんです。私はたまたま異性愛者として生まれて生きてきたので、まったくその部分で苦労することがなかっただけで、まだ、愛する人間の性別などによって差別がある世界に私たちは生きているんですよね。悲しいことだし、変えていかなければならないことです。この映画を観てさらに、その思いが強くなりました。

そう、なんていうか悲しみを通り越して怒りを覚えてしまう映画なのですよ。とにかく悔しい。でもその気持ちを、観ている私たちの分も背負っているかのように歌にぶつけてくれるアラン・カミング演じるルディ。ラストの歌、強い歌声が胸に響きまくります。

1時間38分と短めですが、余韻がすごい映画なのでお時間に余裕があるときに是非どうぞ。

Allan AnovaによるPixabayからの画像