映画『博士と彼女のセオリー』世界最高の頭脳と愛の物語。

映画・海外ドラマ

なんと観ていませんでした。Netflixで鑑賞。
ぜったいに大号泣するやつだし、しっかり集中できるときに観たいし…って延びに延びてやっと。
主演のエディ・レッドメインがアカデミー賞を受賞した作品でもあります。(授賞式だけは見た)

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言わずと知れたスティーヴン・ホーキング博士の伝記映画です。世界最高の頭脳を持つ博士と、彼を支える妻ジェーンを描くお話。

物理学を学んでいた学生のホーキングが、ALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断され、余命を2年と告げられてからの人生。こんな風に生きていけるものなのか。
研究も生活も諦めない博士と、なによりそれを献身的に支える妻の強さよ…。圧倒されます。
愛ってこういうものなのか。

だんだんと弱っていく体は見ているだけでつらくなるほどなのに、頭脳は全く衰えない。そしてユーモアも忘れない。そんな強いホーキング博士を生き生きと演じているエディ・レッドメイン。そりゃアカデミー賞ですわ。すごい。
そして妻ジェーン役のフェリシティ・ジョーンズも素晴らしいです。
なんというか…セリフ以外のものがこんなにも手に取るように感じられるのかと、驚きます。

そして伝記映画でもありますが、これは2人のラブストーリーでもあります。
とても大人の。本当に相手を愛した人間2人の、ちょっと複雑なラブストーリーです。

まじで最後驚くくらい泣くから、覚悟してみた方がいいと思います。

スピーチのシーンが心に残る。
人生哲学についての質問の答え。
「人間の努力に境界はありません。我々はみんな違います。どんなに不運な人生でも、何かやれることはあり成功できるのです。命ある限り、希望はあります」
これは、本当にみんなに観てほしい映画でした。

ホーキング博士、惜しくも2018年にこの世を去っているのだけれど、物理学なんて何にも知らない私が知っているほどに有名なんだもの、すごい発見や研究をたくさん残してくれたんでしょうね。
その部分についてもう少し知りたかったと思ったけど……まぁ理解ができないと思う!

愛と、希望と、人間の可能性について考えさせられる映画でした。
ひとつ前に観た映画『悪魔はいつもそこに』との差がすごい……。こんな真逆の映画ある?

アイキャッチ画像:Free-PhotosによるPixabayからの画像