映画『ワンダーウーマン1984』今年はこの映画観られたからよし!

映画・海外ドラマ

映画館に行ってきました。公開されると知ったときから迷った末、これだけは行こうと…。コロナ禍で終わっていく2020年。感染者は増え続け…ステイホームは続き…イベントも映画公開も延期延期…。
楽しみにしていた洋画がどんどん来年に持ち越される中、ワンダーウーマン!!ありがとう!!!

映画館も7月ぶり。IMAXなんて、今年初???
だったので、もうIMAXのカウントダウンのところで少し目が潤んだ。あぁ、大きい画面…映画館だ…うぅ…(泣

今回の舞台は1984年。
スミソニアン博物館で働きつつ、実はワンダーウーマンとしても活動しているダイアナが、世界の危機に立ち向かうお話。

すごく簡単に言ってしまったけれど、世界の危機…ほんと大変なことになります。全世界もれなく巻き込まれる。日本も一瞬映ってた。
冒頭、幼いころのダイアナがアマゾンの戦士たちの競技会?に参加している。(そこでもう「大画面ありがとーーー!」で、ひと泣きしたんだけれど)コース途中をショートカットしたダイアナにアンティオペが「真実が一番大切」という話をするんだけれど、今回、それがテーマなのかなと思う。

ストーリーについては、もう情報入れないで観た方が楽しいと思うのであまり書かないでおく!

まず、ガル・ガドット(ギャドット)が美しい!!なんだろう、こんなに完成された人間いる???一挙手一投足、すべての表情が目を奪う美しさ。大画面で観てよかった、その1がこれ。
ワンダーウーマンの衣装はもちろんだけど、博物館で働く時の衣装も、パーティーのドレスなんてもう本当に素敵。
鍛えられたからだでの激しいアクションシーンもかっこいい…。
今回、個人的な気持ちの葛藤や弱さも見せてくれるのですが、それですら美しくかっこいい。
前作のときから長い間人間界で過ごしてきたダイアナ。成熟と同時に人間らしいところも垣間見えて、そこがさらに魅力的。美しくて、強くて、でも人の心の弱さにも寄り添える、愛のあるヒーロー。

そして、アクション。
全作でも力強くてかっこよかったんですが、今回は軽さも加わって見ていて楽しいシーンが多い。1984年のポップな雰囲気の中、ショッピングモール?でのシーンは空中を使ったダンスみたいだった。
さらにカーチェイスのシーンでは、車列に生身で突っ込んでいくというハチャメチャな勢いなんですが、すごい迫力のアクションシーンで見ごたえがあった。…生身でいってるし最早カーチェイスですらないんだけども。
ラスト近くの戦闘シーンでも空中をたくさん使っているし、ついにあの、気になっていたゴールドのアーマーも登場してテンション上がります。
…そういえば、アーマーかなり損傷してたけど…直したんだろうか、使い捨て?まさかね…?

なにより「今だからこそ」のメッセージがたくさん詰まった映画でした。
今、この世界の危機に一人一人がするべきこと。あきらめずに、愛をもって懸命に生きること。真実から目をそらさないこと。
激しい展開ですが、優しいラストでした。
なんなら後半“ダイアナの選択”のシーンから泣きっぱなしだった。
強くて、優しくて、愛にあふれた最高のヒーローだ。
予想してメイクは薄めで行ったんだけど、あれですね、マスクの替えも必要だと思う。

本当に、今年は映画館にぜんぜん行けなかったし、楽しみにしていた映画は軒並み延期でしたが、このワンダーウーマン1984が観られたことで「これ観られたし、よし!」って気持ちになるくらい満足の映画。
大画面で思いっきり楽しめる、そして泣ける、おすすめ映画です。
あ、観ていない人は一応前作のワンダーウーマンだけでも観ていった方がいいかも。

言い忘れた。
ワンダーウーマン1984、詳しいことはかかないけれどスティーブが本当にかわいいので、クリス・パイン好きは心して見てください。
“食べ物をこぼす”というネタが急にきてやられた。(わかる人にはわかる)
80年代ファッションにはしゃぐスティーブもかわいい。
クリス・パインひとつ買ったそうですよ、ウエストポーチ。どんなの買ったんだろ。