映画『ドクター・スリープ』懐かしいあのホテルのその後。

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やっと観ました『ドクター・スリープ』Netflixありがたい。
あの『シャイニング』のその後のお話。実に40年後を描くものです。
一応シャイニングを観返してから鑑賞しました。リンク両方貼っておきます。

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まず『シャイニング』は1980年の作品。本当に40年前なんですね…私生まれてないや…。
何となく同じ年代の他の映画よりも新しく感じているのは、たぶん後からテレビで何度も観たからだろうなーと思っています。
…洋画劇場みたいな、そういうので…やってませんでした?やってなかったとしたら、両親のどちらかが好きだったのかもしれない(汗

雪に閉ざされたホテル。管理を任される家族。だんだんと狂気に蝕まれていく父親。ついに追い詰められる母と息子。というお話でした。
で、私はその部分あんまり覚えていなかったんですが、息子のダニーが持っている不思議な力、その力のことを「シャイニング」と呼んでいるんですね。
私、お父さんがおかしくなって襲ってくる怖い映画としか覚えてなかった。もう一度観てよかったです。記憶って曖昧ですね…。

その不思議な力「シャイニング」がメインになってくるのが今回の映画『ドクター・スリープ』でした。主人公はダニー。しっかり大人になったダニーです。
・・・しっかり、ではない。力のせいなのか過去のトラウマのせいなのか、お酒に溺れ、ボロボロで生きているダニーが主人公です。

シャイニングの雰囲気で行くのかと思ったら、けっこう違いました。
静かに不安を煽ってくるような、じわじわとした怖い雰囲気というよりは、すっきりとしたわかりやすいアクションホラーでしたね。これはこれで面白いので全然あり。…私は。

…期待外れだったって人も多かっただろうなーとは思うけれど。

ホテルが出てくるのは最終決戦です。そこまでは「シャイニング」の力だけが繋がり。悪いやつらに不思議な力を使って迫っていくストーリー。
ホテルが出てきてからは、懐かしさ満載でしたが…うーん…ちょっと軽い感じがする。
とはいえ、あの人もあの人も(人?)出てくるのは単純にわくわくして楽しい!

見どころはたくさんあるし、ストーリーも良いし、飽きることなく最後まで楽しくみられるのですが…うーん。たぶん私がシャイニングのイメージを引きずりすぎていたのかも。
別のものとしてみれば好きなタイプの映画だと思う。

ダニー役がユアン・マクレガーさんっていうのもぴったりですが、私的にはなによりローズ役のレベッカ・ファーガソンさん!!出てるの知らずに見ていたら、あんなにかっこいいスタイルで出てくるからもう…最高でした。大好き。

てっきり映画用のオリジナルストーリーが作られたものと思ったら、2013年にスティーブン・キングさんが原作を書き上げていたそうです。おもしろいホラー映画だなー!と思ったらだいたい原作がこの人っていう人ですね。
最近だと『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』とか『イン・ザ・トール・グラス -狂気の迷路』とか好きです。お暇な方はそちらもぜひ。

アイキャッチ画像:David ReedによるPixabayからの画像