映画『セブン・サイコパス』コリン・ファレルと一緒に振り回されよう!

2019-04-18映画・海外ドラマ

脚本家のマーティは行き詰っていた。新作のタイトルは「セブン・サイコパス」なのに、平和主義の彼は主役を非暴力主義の仏教徒にしてしまったため、なにもストーリーが進まないのだ。そんなとき、友人のビリーが意見を出してくれて…というお話。

なんだか“アクション!!”て感じの画像ですが、そんなでもないです。もちろん銃撃シーンなどなどありますが…どちらかというと展開やセリフを楽しむコメディという方が近いと思います。面白いです。

サイコパスたち

7人のサイコパスのお話を書こうとしているマーティのところに、サイコパスが集まってきます。誰も彼もサイコパス…。語られるエピソードもおもしろくて、これはいい脚本になりそうだなって感じなんですが、まぁ…騒動が起こって巻き込まれるマーティ。かわいそう…なんで平和主義者なのにそんなタイトルの脚本書こうとしたんだ…。


特徴
犯罪心理学者のロバート・D・ヘアは以下のように定義している。
良心が異常に欠如している
他者に冷淡で共感しない
慢性的に平然と嘘をつく
行動に対する責任が全く取れない
罪悪感が皆無
自尊心が過大で自己中心的
口が達者で表面は魅力的
オックスフォード大学の心理学専門家ケヴィン・ダットンによると、サイコパスの主な特徴は、極端な冷酷さ・無慈悲・エゴイズム・感情の欠如・結果至上主義、である[1]


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 精神病質

サイコパスって…?という人はちょっと調べてから見ると「なるほどーほんとだー。泣」ってなれます。

予想できない展開とセリフ

とにかく展開が予想外。
マーティの友達のビリー(サム・ロックウェル)が、最高のラストに向かって暴走します。脚本、手伝うんだもんね…。
思いがけない展開だらけになるのは、サイコパス達がそれぞれ予想外の行動をとるから。

あとはセリフ。名言出まくりです。個人的には“目には目を”の話が好きでしたね。これぞサイコパス。

どうやって終わるのか、最後の最後になるまでわからない迷路みたいな映画です。楽しい。

豪華なキャスト

ただ一人の普通の価値観の人間マーティを演じるコリン・ファレル。可愛い。ずーっと困った顔してるか、びっくりしてるか、怯えてるか、唖然としてるか…。困りまゆ毛可愛いです…。

友人ビリー役のサム・ロックウェルはかなりぶっ飛んでるし、ワンちゃん大好きマフィアのウディ・ハレルソン、ウサギを抱っこしてるトム・ウェイツに、ラストの語りで概ね持って行ったハンス役にはクリストファー・ウォーケン。

豪華キャストでサイコパスの脚本に飛び込むわけです。

映画の中でマーティは「セブン・サイコパス」を書き上げるのですが、それがこの映画ってことなんでしょうね…ん…?ニワトリが先か卵が先かみたいになっちゃうけども。

ネタバレしないようにすると、書ける感想はこれくらいです。
ぜひ、マーティと一緒にサイコパスに振り回されていただきたいと思います。ぜひぜひ。

最後に大事なこと書いておきますね。
ワンちゃんも、うさちゃんも大丈夫です。以上!

アイキャッチ画像:Cs-によるPixabayからの画像