映画『エミリー・ローズ』実話?実話なの…?

映画・海外ドラマ

面白かったです。
エクソシストものは、おもしろいものが多いし、失敗してもそれはそれで…くらいの気持ちで鑑賞。Netflixで。2005年の映画です。

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悪魔祓いの儀式の過程で死亡してしまった少女。
彼女を殺したとして儀式を仕切っていた神父が逮捕される。
彼女は精神病だったのか、それとも本当に悪魔に支配されていたのか…。
弁護士のエリンが神父を守るために法廷で戦うサスペンス。

そう、この映画、ホラーかと思いきやほとんどが法廷でのバトルです。
神父の行動が正しかったかどうかを争う裁判で「悪魔憑きの存在」の有無を証拠や証人を出し合って突き詰めていくわけです。

めちゃくちゃ面白い。

怖いシーンもしっかりあります!弁護士のエリンに不思議なことが起こったり、証人が死んでしまったり…過去の回想による悪魔憑きのシーンも怖い…。
でもこの映画のメインは裁判ですね。

エミリーが病気だったのか、悪魔に憑りつかれていたのか。
少し前に観た「ザ・ライト エクソシストの真実」でもありましたね。見分けはつかないってお話。
そして悪魔祓いの最中に人が死んだら、神父の責任なのか…。

この映画、実話がベースになっているというところが観た後にじわっと怖さを増してきます。
いるんでしょうか、悪魔。
他のホラー映画と違って、優秀な弁護士が理論で悪魔の存在を証明してくる、追い詰められ型ホラーです。
途中から陪審員の気持ちでした。
もし、あの裁判の陪審員だったら…どういう判決を望みます?
神父は有罪?無罪?悪魔は存在する?それとも病でそう見えるだけ?

エクソシストものでこんなに考えることになるとは思わなかったですね。
おすすめの伏兵オカルト映画です。

・・・で、どのくらいまでが実話なんだろう。調べるのも怖いな。

PublicDomainPicturesによるPixabayからの画像