映画『モリーズ・ゲーム』実話なの?!ハリウッドの裏側にいたモリーの話

映画・海外ドラマ

セレブ専用の高額なポーカークラブを主催していたモリー・ブルームのお話。
実話。伝記映画です。
アーロン・ソーキン監督の『シカゴ7裁判』を観て他の監督作も観てみたい!と思って鑑賞。
これが映画監督デビュー作だそうです。

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モーグルのオリンピック候補選手だったモリー・ブルーム。
選考をかけた大会で怪我をしてしまい、アスリートになることをあきらめ、ロサンゼルスに。
ハリウッドのクラブで働きだし、裏社会のポーカークラブを主催するまでになる。

クラブで出会った人のアシスタントをしてたモリーが、その人から解雇されたと同時に常連客を引き込んで独立するところ、かっこよかったしすっきりしたー!
こんなにうまくいくことある?ってなるけど、モリーが本当に賢くて…!見ていて気持ちがいい。

この映画、やっぱりポーカーのシーンが多いんだけど、ルールのよくわからない私でもなんとなく雰囲気でわかるので大丈夫だった。
慎重で負けないハーランが、驚くほどヘタなブラッドに負けるところとか面白かった。
そこから意地になって負けを重ねるハーランを見ていて「やっぱりギャンブルこわいな…」ってなったけど。

めっちゃ高額のポーカーだから、すごい額のお金が動く。
モリーのチップだけで5,000ドル…。おいおいおいしばらく暮らせるぜ!っていう金額ね。
それでもモリーはヘタな人には「もうやめて、ポーカー勉強して」って言ったり、借金しようとしている人に「もう家に帰って」って言ったり、良心的。
裁判でもクラブのデータが入ったハードディスクは断固渡さないでいたり、頭が良くてかっこいいだけじゃないところがとても魅力的だった。
彼女のおかげで助かったハリウッドのセレブ達、だいぶいるだろうな。

だいぶ早いテンポで進む映画なのですが、たぶんモリー本人もこれくらいに感じてたんじゃないかと思う。起きているために薬飲んだりしていたし…。情報が多くていろいろなことが起こるので、2時間以上の映画だけどあっという間。

小枝で転んだ大会からFBIに逮捕されるまで、負けなかった。起き上がり、しぶとく生き続けてきた。モリー・ブルーム強いな、かっこいいなと思うと同時に、私も頑張ろう!って勇気をもらえる映画だった。
FBIには捕まりたくないけどさ。

モリー役のジェシカ・チャスティン、大好きなんです。この映画でも素敵だったー!
弁護士役のイドリス・エルバも。この2人が演じてくれてさらに魅力的なキャラクターになったと思う。
この映画、大正解。
アーロン・ソーキン監督は『ソーシャル・ネットワーク』の脚本・製作総指揮もしていたと知って、なるほどーってなった。あの映画も好きです。実話ベースで、そして主人公が天才で早口。
実話の映画化が得意なんだろうか。
また実在の人物で映画作ったりするんだろうか。
だとしたら、次は誰になるか楽しみ!

アイキャッチ画像:Markus SchwedtによるPixabayからの画像